インタビュー レポート

ホームセンターに行ってみよう。

蓮田の近くにはホームセンターがたくさんある

市内にはカインズホーム、ケーヨーデーツー。市外だとさいたま市のドイト、上尾のセキチューに岩槻のスーパービバホーム。あと幸手のジョイフル本田も。

あらためてみると、蓮田の周辺はホームセンターがいっぱいだ。

それぞれに特徴があり、買いたい物や作りたい物によって使い分けている。

あくまで個人評だが、それぞれのお店を簡単に紹介してみよう。

質量ともにちょうどいいカインズホーム

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文房具からインテリアまで日用品なら何でもそろう。店内の広さがちょうどよくて気軽に買いにいけるところがいい。

プライベートブランドが充実していておしゃれなところもポイント。

最近店内改装をして資材関係がより充実した。資材コーナーはなんと7時半からオープンしている。

店員さんが親切丁寧なケーヨーデーツー

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他のホームセンターに比べると品数は少ないけど、店員さんがとても気が利く。

レジ数が少なく会計が並んでしまうことがあるけど、ほとんど待たされることがない。

会計が終わった後の、前に手を重ねてぺこりとお辞儀するポーズも結構好き。

根強いファンがいるドイト

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ホームセンターの老舗。

カインズホームができてからめっきり行く機会が少なくなったけど、「やっぱりドイトに行っちゃうんだよね」という話もときどき聞く。

ドンキ系列になって品揃えがだいぶ変ったらしいが、そのあたりはどうなんだろう。

品揃えがツボのセキチュー

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ベーシックな商品をちゃんと押えつつ、その他に「ちなみにこんなのもあります」的な商品もおいてあることがある。そのセレクトが秀逸。

あと資材を運ぶときにレンタルできる車で、軽トラ以外にちょっと大きいトラックとか軽ワゴンが選べるのもありがたい。

困ったらスーパービバホーム

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水道の蛇口とかちょっと変わった資材とか、そうゆうものが専門業者じゃなくても買える。

あまりに広すぎていまだ全部をまわりきったことがない。

行く途中からわくわくするジョイフル本田

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「必要なものを買う」というより「この道具を使って何か作りたい」と思わせてくれる稀有なホームセンター。

知らない道具がたくさん置いてある。特に勧めは2階のクラフトコーナー。

最近は何か工作をしたくなったら、大宮の東急ハンズに行くより前にまずはこっちに探しに行く。

他の人のホームセンター話が聞いてみたい

ケース1:ホームセンターの資材でカフェを作る

黒浜にあるnounou cafeはほとんどがオーナーの手作りでできている。

もともとカフェを始めようと思っていたわけではなく、家以外で過ごせる場所があればいいなと、倉庫状態だった平屋を片付け始めたのがきっかとのこと。

日曜大工をやるようになったのはいつ頃からですか?

学生の時からですね。たしか最初は本棚、木製のでかい本棚が欲しくて。運び入れるのは無理だなと思って室内で作っていました。

つけてたテレビからアメリカの同時多発テロの一報を聞いて「なんだこれは!」とびっくりした記憶があります。

あとパソコン机も作りました。smartっていう雑誌に載っていて「武骨でかっこいいじゃん」と。

単管を組んでその上に木製の天板を乗っけたものです。でも使い勝手悪くて。解体するものめんどくさくてそのままっていう。

そのころからですね、ホームセンターに行きだしたのは。

どこのホームセンター行ってました?

ジョイフル本田に行ってました。最近だとスーパービバホームによく行きます。

一番通った時期はやはりお店を作ったときですか?

そうですね、車のガソリン代がばかにならないくらい行ってました。僕は作るとき、ちゃんと設計図を書いたりせずに足りなくなったら買いに行くという感じなんですよ。

本当は一度に必要なだけ資材を買って軽トラ借りて運んじゃえば一回で済むんですけど。

最近作ったものは何ですか?

ハンモックをつるすために補強をした所ですかね。それに合わせてちょっと見た目を変えました。

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庭も作ったんですか!?

はい。枕木やレンガもホームセンターで揃えました。

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これは植物を這わせて葉っぱがワシャッとなって欲しくて、コンクリ買ってきて作りました。

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スーパービバホームによく行かれる理由はどんなところですか?

品揃えかなあ。

あとよく使うツーバイフォー材が安いんですよ、あくまで実感ですけど。

ここからビバホームに行くまでにかかる時間が一番近場のカインズとそんなに変わらないんです。

でも困ったときはやっぱりジョイフルですね。

ジョイフル、いいですよね。

さすがですよね。農具や工具も多いし。

2階のクラフトコーナーとかアウトドアコーナーも充実してる。

ただスーパービバホームができてからはジョイフルに行く回数はだいぶ減りましたね。欲しいものはだいたいビバホームで揃います。

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「うちはカインズとジョイフルとビバホームでできてます」とのこと。

店内を周りながら、どんなふうに作ったのか、逆にどんな失敗をしたかなどのエピソードが聞けて楽しかった。

ケース2:作家とホームセンターに行く

木のお椀や箸に漆を塗る作家、うるし劇場さん。

工房で使う道具をカインズホームで揃えることもあるという。最近カインズのあるものが気になるということで、同行させてもらった。

作業場にこたつがほしい。

うるし劇場(以下「う」):これこれ。買ってみたいと思わせる感じ。

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蓮田生活(以下「は」):結構小さいんですね。なんか車とかいろんな所に付けられそう。

う:別にあの布団がなくてもいいから、作業用の机の下にあったらいいんじゃないかなと。でもこたつの脚だけって売ってるのかな?

は:作ればいいんじゃないですか、それこそ。

う:苦手なんですよね。そもそも日曜大工の知識って聞けないんですよ、些細なことすぎて。おしゃれな雑誌とかで自作して棚とか作っているじゃないですか。あれ、できそうでできない。毎回思うんですけど。

サンドペーパーもカインズで

う:サンドペーパーもよく買いに来ます。空とぎ用の240番。(注:サンドペーパーには水を使わない「空とぎ」と水を使う「水とぎ」がある)

これ目が詰まりにくいんですよ。だいたい目が詰まって嫌になっちゃうじゃないですか。

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は:なります。この白い方ですか?

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う:はい、この網目のやつも買ってみたんだけどイマイチでした。こっちの方が値段高いんですけどね。手でちぎれないし。空とぎするんだったら断然白いやつの方が長持ちします。

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は:劇場一押しですね。

う:そう、劇場は空とぎならこれ、っていう。ちなみに水とぎの時はこっちを使ってます。だいたい300番から600番の間を買います。最終的に漆をぴかぴかにしたい時は2000番とか3000番使うんですけど。

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は:サンドペーパーへの語りが熱いですね。

う:やすりとともに生きてますからね。サンドペーパーを使わないとすると砥石と炭になるんです。国宝の技とかになると駿河炭のいいところ、節とかないところを使うんですよ。

は:それは高そうですね。

ハサミは種類が多くていつも悩む

う:どうしよう、どっちにしようか…。

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は:そうゆう時ってどうやって選ぶんですか?

う:裏書きを読んで、ぐっとくる文言の方を。解説が暑苦しい方が好きなんです。例えばこの間、このノコギリを買ったんですけど。

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は:これ、なたですか?

う:ノコギリですよ。

は:何に使うんですか?

う:箸を切ったりするときに使ってます。

は:「ピラニアの歯みたいな刃だよ」ってことですか?

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う:そうそう。もう商品の良し悪しがわからなくて。ピラニアシリーズってのがあって。シリーズを出しているってことは自信の表れだろうと。

そして裏の熱い解説。このパッケージにやられて買いました。

ばら売りしてほしい

う:手袋もよく買います。

は:僕もよく買います。この厚手のやついいですよ。破れなくて。

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う:本当は左手だけが欲しいんですよ。

手袋って絶対左右対で売ってるじゃないですか。仕事で使う人ってたぶん片方だけダメになることがあると思うんですよね。「いつもこっちの手で持つから」とか。

たまにサイズの"L"表記を見て「左手だけ!?」って一瞬勘違いしてしまうことがあります。左手だけ売ってくれないかな。

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「最近はコンタクトレンズの液もカインズです」と言うぐらい、とにかくカインズホームに来るという。それだけに「もっとこうして欲しい」という切実な思いもあるみたいだった。

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カインズ、セイムス、ゆうちょ…みんなカードが緑で困る、とも言ってました。

行くだけでも楽しい

ホームセンターがこんなに増えたのはここ10年ぐらいだろうか。身近になって「自分で何か作ろう」という機会が増えた。

ちょっとした工作はもちろん、家具や建物を作ることだってできるようになった。資材を運ぶときに軽トラなどが無料で借りられるのも大きな理由だと思う。

最近では、職人さんもホームセンターを使う機会が増えてきたという話も聞く。資材部門が早朝からオープンしているのもそうゆう理由からだろう。

自作は好きなものが作れるということもあるけど、なにより楽しい。

何か作りたいものがあるならもちろん、何が作れるかわからないけどという人も、是非一度足を運んでみるといいと思う。

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